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パニック障害 とは?

カテゴリー: パニック障害 | 投稿日: 2019-08-27

とくに体の病気がないのに、あるとき前触れなく突然、動悸、発汗、震え、呼吸困難、胸の圧迫感、はきけ、めまい、ふらつき、手足のしびれなど生理的な症状を伴うパニック発作が繰り返し起こります。発作が起こった後、「また起きるのではないか」と不安になり、発作が起きそうな場面を避けたり、外出できなくなったりというように、行動面で大きな変化が出てくることがあります。

パニック障害の症状
①身体症状
自分の予想のつかないところで、突然息切れやめまいなどが生じるパニック発作が繰り返し起こります。パニック発作とは以下の症状のうち、4つ以上が同時に起こり10分以内にピークに達するものです。(※症状が3つ以下の場合はパニック発作ではなく症状限定発作と呼ばれます。)
➢あなたはどんな症状がありますか?あなたにあてはまる症状にチェックを
➢入れてみましょう。
□息切れ、息苦しさ、息が吸えない、呼吸困難、過呼吸、窒息感
□動悸、心臓はドキドキ
□めまい、ふらつく感じ、気が遠くなる感じ
□発汗、汗
□からだの震え、手足がしびれる□ピリピリ、うずき感、感覚がなくなる、ぞわぞわする
□体が冷える、体が熱い感じ
□現実感がなくなる(周りの物が現実でない感じ)
□口が渇く
□はきけ、お腹の不快感
□足がガクガクする
□視界がぼやける
□筋肉の緊張
□考えがまとまらない、頭が真っ白になった感じ
□死ぬのではないか、コントロールできなくなるのではないか、気が狂うのではないか、と言う恐怖

②予期不安
発作を経験したあと、「また発作が起きるのではないか」「発作のせいでコントロールを失ってしまうのではないか」などと不安になります。

③広場恐怖
パニック発作が繰り返し起こるうちに、だんだんパニック発作と関連がある、パニック発作が起こると困ると思える状況が恐くなり、避けるようになります。(例)地下鉄、バス、エレベーター、高速道路、トンネル、飛行機、渋滞、映画館、ショッピングモール、美容院、人混み、行列、家に一人でいることなど

※①身体症状と②予期不安がある場合、パニック障害と診断されます。パニック障害には、広場恐怖を伴う場合と伴わない場合があります。
●パニック障害の悪循環

パニック障害の治療

①呼吸法呼吸を整えることでパニック発作の症状を減らす方法です。
②認知再構成不安を引き起こしている考え方(「死んでしまう」「自分ではどうにもならない」など)を見直し、不安を下げる考え方の幅を広げていきます。
③状況曝露不安で避けていた状況に直面し、不安に自分を慣らしていきます
④身体感覚曝露パニック発作のときと同じ身体感覚を経験することにより、苦手な身体感覚に徐々に慣れていく練習を行います。

●治療目標
治療を始める前に、まず治療目標を決めることが大切です。どのようなことができたら、パニック障害を克服できたと思いますか?

漠然とした目標は、あまり適切ではありません。
(例)「良くなりたい」
「パニック障害を治したい」
「人生の意味を見いだしたい」

目標は「~する」のように、具体的にすることがポイントです。
(例)「一人で混んでいる時間に地下鉄で新瑞橋から栄まで行く」
「一人で飛行機に乗り、セントレアから成田空港まで行く」

●次回は・・・
不安についてお話します。