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疾患について DISEASE

2014.11.26 社交不安障害

社交不安障害とうつ病

 社交不安障害の方に併発しやすい病気のひとつに、うつ病があります。

社交不安障害とうつ病は、明確に区別しにくく、ある医療機関で「うつ病」と診断されても、別の医療機関では「社交不安障害」と診断されるケースはよくみられます。

 社交不安障害になると、人と関わることが億劫になったり、やる気が出なかったりします。そして、そんな自分を責め自己嫌悪に陥ってしまうのです。

 こうして気分が落ち込み、疲労感、集中力低下、意欲低下、興味喪失等のうつ症状が強くなります。
また、社交不安障害の症状には、“事後の反すう”が強くみられることがあります。

事後の反すう”とは、社会不安の場面をなんとか乗り越えても終わったあとにグルグルと考え込んでしまうことです。
このとき、うまくいったところにはあまり目がいかず、ダメなところ探しをして、自責や自己嫌悪に陥ります。

 まさに、1人反省会なのです。

 こうした事後の反すうによって、また次の社会場面に対する不安は強くなり悪循環につながってしまいます。
この、終わったあとクヨクヨ考えてしまう“事後の反すう”は、性格だととらえている方が多いようです。
失敗をひきずってしまう」「クヨクヨ考えてしまう」と話される方が多いです。
また、事後の反すうが強くなり、抑うつ気分が強くなって、うつ病と診断されることもあります。
 しかし、この事後の反すうも、社交不安障害の症状の1つなのです。
そして、治療をすればよくなります。

こうした症状でお悩みの方は、一度、診察でご相談下さい。

うつ病について
https://www.mentalclinic.com/kokoro/

社交不安障害について
https://www.mentalclinic.com/sad/

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監修

加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長/名古屋市立大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医
所属学会 / 日本精神神経学会、日本うつ病学会、日本嗜癖行動学会理事、厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
クリニック/名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。