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2012.10.26 うつ病

うつ病、世界で推計3・5億人…人口の5%

 世界保健機関(WHO)は10月9日、世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表したそうです。 そこで、WHOは治療と支援の重要性を訴えています。

 WHOは、うつ病は一時的な気分の浮き沈みとは異なり、2週間以上ふさぎ込んで、仕事や家庭での活動に影響が出る病気であると強調し、女性の5人に1人が産後うつを経験し、心疾患とうつ病の発症には、強い関連性があると指摘しています。

 人は、厳しい経済状態や失業、災害に直面するとことで、うつ病の危険性が高まるとというのです。

 うつ病を発症した場合、専門的な治療を受ける必要があるのですが、半数以上が必要な治療を受けていないとみられています。

 また日本では、厚生労働省の発表では、2008年、うつ病を含む気分障害で治療を受けた人は推定101万人ということです。

 治療を受けた人だけで、これだけの数ですので、もっと多くの方が、うつ病で苦しんでいると想像できます。気になることがあれば、すぐにでも専門医の治療を受けましょう。

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監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。