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疾患について DISEASE

2020.05.29 睡眠障害・不眠症

不眠症とは?

不眠症とは?

目次

不眠症5つの原因
不眠症とは
不眠症の4タイプ
不眠の悪循環
不眠の治療法

不眠症5つの原因

不眠症の原因には、以下の5つのタイプがあります。
あらたまこころのクリニックでは、対応できるのは  3 または 4  が中心です。 1 と 5 に関しては、体の病気となりますので、内科などのかかりつけの病院、または睡眠専門科のある総合病院などを紹介、連携してます。気軽にご相談ください。

  1. 身体的原因:
    疼痛・掻痒・頻尿・呼吸困難ををもたらす身体疾患、 人工透析、内分泌・代謝疾患、中枢神経疾患など。
  2. 生理的原因:
    交代制勤務、短期入院、不適切な睡眠衛生 等
  3. 心理的原因:
    不眠恐怖、精神的ストレス、重篤な疾患による精神的ショック、生活状況の大きな変化 等
  4. 精神医学的原因:
    不安神経症、恐怖性障害、うつ病、統合失調症、アルコール依存症 
  5. 薬理学的原因:
    アルコール、降圧剤、カフェイン、ニコチン 等

不眠症とは

不眠症とは、睡眠の質が低下した状態が持続し、適切な睡眠環境にも関わらず症状が現れることを言います。また、日中に下記の様な症状が最低1つ以上見られます。

  1. 倦怠感あるいは不定愁訴
  2. 集中力、注意、記憶の障害
  3. 社会的機能の低下
  4. 気分の障害あるいは焦燥感
  5. 日中の眠気
  6. 動悸、意欲の障害
  7. 仕事中、運転中のミスや事故の危険
  8. 睡眠不足に伴う緊張、頭痛、消化器症状

睡眠障害国際分類第2版(ICSD-Ⅱ)の基準より

不眠症の4タイプ

①入眠障害
寝床に入るがなかなか眠ることができなく、寝つきが悪い状態

「なかなか寝付けない」 「眠ろうとすると目がさえて眠れない

②中途覚醒
一旦,入眠した後に起床するまでに、頻繁に目が覚めてしまう状態

「夜中に何度も目が醒める」「夜中に目が醒めて、その後なかなか寝付けない」

③早朝覚醒
望む時間よりも前に目が覚めてしまい、再入眠できない状態

「朝早く目が醒めて、その後寝付けない」

④熟眠障害
睡眠時間は十分に取っているにもかかわらず、眠った感覚が得られない状態

「眠った気がしない」「眠りが浅い」

睡眠薬が、やめられない不眠の悪循環

不眠の治療法

薬物療法

不眠症の薬物療法は、睡眠薬が用いられます。

睡眠薬を服薬すると、睡眠の質が改善されていきます。しかし、すぐに薬をやめてしまうと、また元に戻ってしまうため継続的な服薬が必要になります。

継続的に服薬しても睡眠の質が改善されない場合には、生活・睡眠リズムが乱れている可能性があります。たとえば、就寝時間や起床時間が不規則になっていたり、コーヒーやお酒を寝る前に飲んでいたり、TVやパソコンを夜遅くまでするなどがよくみられます。これらの生活習慣がある方は生活・睡眠リズムを変えていく新たな方法が必要になります。

生活・睡眠リズム療法

睡眠日誌の記入

毎日、睡眠日誌に起床時間、就寝時間、日中の眠気、気分などを記入して、自分の睡眠リズムを把握します。

睡眠衛生教育

睡眠に関する正しい知識をつけ、質の良い睡眠が取ることができるよう生活リズムを整えていきます。

刺激制御法

刺激制御法とは、不眠が長引いた結果として生じる不眠恐怖に効果があります。寝室に行くのが怖いという状態です。「寝室は眠れない場所」という恐怖心を消して、リラックスできるようにする方法になります。この方法は、「不眠症は就寝時刻と寝床の関係が不適切な学習によって条件づけられた結果である」という仮説に基づいています。

目的は「寝床=眠れない」という関係から、「寝床=眠れる」に変化させていくことです。不眠症の方は、ベッドは静かに睡眠する場所ではなく、心配やフラストレーションが起きる場所になっていることがあります。

まとめ

不眠症には5つの原因があり、当院で対応できるのは、心理的原因と精神医学的原因です。
不眠症には①入眠障害、②中途覚醒、③早朝覚醒、④熟眠障害の4タイプがあります。
不眠症の治療には、薬物療法がおこなわれる。生活・睡眠リズムが乱れている場合には生活・睡眠リズム療法が加えられます。
生活・睡眠リズム療法では、睡眠リズムを把握し、睡眠に関する正しい知識を学び、寝室と睡眠の正しい条件付けを確立します。