あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

うつ病

DEPRESSION

うつ病には、どんな症状がありますか?

気分が極度に落ち込んで、何をしても楽しくない、楽しく感じられない、いろんなことに関心がなくなる、よく眠れない、すぐに疲れてしまう、何を食べても、おいしくない、何をするのも、集中力がない、頭や動作がスローになったといった症状が、1日の中で大半になり、長く続くことで日常生活や仕事に支障をきたすようになります。特に朝に不調が強く、夕方になると少し改善するなど1日の中でも変動する人もいらっしゃいます。

また、不眠、疲れやすい、食欲がない、体重が落ちた、動悸、めまいなど身体的な症状がみられることもあり、うつ病の初期症状としてこれらの症状が現れる人もいます。大半の人は、まず内科にかかり、そこで心療内科、精神科、こころのクリニックの受診を勧められることが多いようです。不眠は90%の人に見られます。

反対に、新型うつ病、非定型うつ病では、寝てばかりいる、食欲が増える、朝は良いが昼から夕方に欠けて眠い、調子が悪いなど、一見すると症状が逆に見えます。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。