あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

睡眠障害・不眠症

INSOMNIA

快適な眠りのために、できる工夫はありますか?

就寝前にできる工夫を提案させていただきます。

◆就寝4時間前から、コーヒー、紅茶、緑茶などによるカフェイン摂取、または1時間前からの喫煙は寝つきを悪くし、眠りの質を下げてしまうため、やめましょう。

◆睡眠薬がわりの寝酒は厳禁です。眠りの質を低下させ、飲酒量の増加にもつながってしまいます。

◆就寝1~2時間のリラックスが快眠の手助けになるため、ぬるめの入浴、軽い読書、香りなど、自分に合ったリラックス法を取り入れましょう。

◆自然に眠たくなってから寝室に向かうようにしましょう。

◆カーテンや照明器具などの工夫で静かさと暗さを調整しましょう。

◆温度と湿度の調整にも配慮しましょう。

 

やれることから、少しずつ取り組んでいかれると良いと思います。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。