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症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

新型うつ病

NEW TYPE DEPRESSION

新型うつ病の特長は何ですか?

一言でうつ病と言っても、いろんなタイプのうつ病があることが分かってきました。

以前は、メランコリー型うつ病のような典型的なうつ病=うつ病と考えられてきました。ですが、実際の心療内科、精神科、こころのクリニックの現場では、以前は,うつ病として扱わなかったタイ プが増えています。パニック障害、全般性不安障害などの不安障害や躁うつ病、双極性障害のうつ状態、ADHDなどの発達障害、パーソナリティーが大きく関与するようなうつ病です。

例えば軽症うつ病,現代型うつ病,ディスチミア親和型うつ病などと名付けられることもあります。1つの病気ではないので、様々なうつ病に見える状態が混在しています。経過は、典型的なうつ病が急性に発症するのに対し、新型うつ病は、多くは慢性的にうつ病が続きます。うつ病の効果が典型的うつ病と比べて良くないので、うつ病の薬だけに頼った治療ではうまく行かないこともあります。患者様の困りごとに合った治療のアプローチが必要です。

また、典型的なうつ病では、朝の調子が悪く、楽しめない、不眠や食欲不振が多いのですが、新型うつ病では、楽しいことがあると反応する、過食や過眠、昼は体が重く寝ている傾向があり、全く表に現れる症状が逆になるタイプもあります。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。