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症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

社交不安障害

SOCIAL ANXIETY DISORDER

社交不安障害(SAD)の症状にはどんなものがありますか?

・取引先から強く言われると、注文・発注を断ることができない。

・上司の叱責が怖くて早く相談すべきときに、それが出来ない

・追い込まれた状態でも、同僚・後輩に相談できず、一人で抱え込んでしまう

・困っているのが分かっているので、店長からの無理な依頼を受け入れてしまう

・目上の人には緊張してしまい、自分の意見や要望が伝えられない

・後輩、同級生に嫌われたくないので好かれるように頑張ってしまう

・歓迎会や送迎会だけでなく、昼休みの雑談も苦手

・プライベートな会話になると、何を話したらよいか分からない

・1対1ならよいが4~5人になると輪に入れない

・上手く相づちが打てているのか気になって仕方がない

・話題が途切れ、沈黙が続くと逃げ出したくなる

・親しくない人たちといると、何を話したらよいか分からず頭が真っ白になる

・何か話した後に、間違ったことを言ったのではないかと思い悩んでしまう

・知らない人より同僚や同級生の方が嫌われてはいけないと緊張する

・頼まれごとを断れない

・人に嫌われるのが怖くて自分の意見が言えない

・休み時間の雑談が苦手、会話が途切れると極度に不安になる

 

例えばこういった特徴がありますが、性格の問題だと諦めないでください。

服薬、精神療法を続けることで、回復、改善し、強い不安を感じることが少なくなります。

 

社交不安障害は今まで見過ごされていた疾患であると考えられます。

本人が自身の性格の問題と考えてしまっていたり、

家族には普通に意見が言えるので、何の問題もなく、わがままだと思われていることも多いです。

上司や教師、同僚や同級生、後輩からも何でも引き受けてくれる人だと思われているということもあります。

断ることができない本人の辛さに、周囲は気づくことが出来ずにいることもあります。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。