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眠りたいと思うと眠れない…(不眠症)

カテゴリー: 不眠症 | 投稿日: 2019-02-19

新年を向かえ、一段と寒い日々が続いているなか、当院では“眠れない”という訴えが増えているように感じます。

そこで、今回のブログは【眠りたいと思うと眠れない】ことについて、お話したいと思います。



■【眠りたいと思うと眠れない】(架空ケース)

架空ケースを通して、具体的に知っていただきたいと思います。なお、架空ケースは実際の患者様たちの話をモデルに作りました。

20代 女性 会社員のHさん

仕事に一生懸命取り組み、ある程度の成果を出していました。
ある日、仕事でミスをしてしまい、上司から部下の前で指摘を受けてしまいました。
その日の夜、Hさんは指摘を受けたことを思い出し、「明日、会社に行きたくない。また怒られるかも」と考え、眠るのに30分かかりました。


責任を強く感じたHさんは、今まで以上に仕事で気を張るようになりました。
毎晩眠る前には次の日の仕事のことを考え、以前に比べると眠るのに時間がかかるようになりました。
その後、ミスした仕事もなんとか終え、仕事のリズムを取り戻せるようになりました。

しかしながら…
眠るまでの時間は改善されず、仕事中にも眠気が生じるように…


布団に入ると
「今日は昨日よりも早く眠れるかな…?」
「ちゃんと眠らないと、明日の仕事にまた影響しちゃう」
「眠りたい、眠りたい、眠りたい…!!」
時計を確認すると、また布団の中で60分が経過する…
眠りたいという思いは強くなる一方、眠れない日々は続きます。


「今日こそは絶対早く眠る」と意気込み
・寝返りを打ってみても
・心を”無”にしてみても
・気分転換にスマートフォンでSNS をチェックしてみても
・録画したバラエティを見ても
眠ることができない。


そして、Hさんは専門機関に相談することとなりました。


みなさん、いかがでしょうか。
この架空のケースにはいくつかのポイントがあります。
例えば、夜になると論理的に物事を考える力が低下するため、眠る時に悩み事から抜け出せなくなる可能性があるかもしれません。
そのため、 昼のストレスを布団の中に持ち込まないことが大切です。
また、眠れないことに対して心配することによって、かえって眠れなくなることがあります。
そして、眠れない時に行う眠るための努力も、かえって眠れなくなることがあります。

少しでも当てはまると思われた方は、早めに専門機関を受診していただければと思います。
早期発見、早期治療がとても大切です。
当院でも、不眠でお困りの患者様に対する治療に取り組んでおります。


よろしければ、過去のブログ等もご参照ください。


◇過去の不眠症関連のブログ

不眠症の院内研修を行いました(不眠症についての院内勉強会)

総合臨床Expert Seminar に参加しました(不眠症がテーマの研修会参加ブログ)

不眠の原因、5つのPとは?(不眠症についての知識)



◇ 不眠症と不眠症治療に関する基礎知識(当院ホームページ)

不眠症とは

(心理士 本田)