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公開日: |更新日: 社交不安障害専門療法

社会不安障害グループ認知行動療法第10期終了

第10期の社会不安障害のグループ認知行動療法が終了しました。患者様から頂きました感想を下記に紹介します。

    • 自分一人で考えていると、否定的な事ばかり考えて、悪い方へどんどん考えてしまうけど、グループで、他の人の悩みを聞いたり、自分の悩みを話したりすることで、自分では考えつかなかった意見、アドバイスをもらえて考えが広がった。

 

    • 今まで常に色んな場面で漠然とした不安を感じていましたが、今は以前に比べて、大分冷静に不安に対処できるようになったと思います。グループに参加したことで、似たようなことに悩んでいる人の話も沢山聞けて、沢山共感して、勇気をもらえました。

 

    • 一言で言うと、参加して良かった!です。私は、何年も一人で悩んでいて、話し方教室に行ってみたりしましたが、変化はなく、職場の人づきあいに悩んでいました。社会不安障害に関する本も読んだことがありますが、独学では限界がありました。グループ療法では、毎週、発見があります。グループに入る前は少し抵抗がありましたが、同じ悩みを持つ人同士なので安心して話せました。

 

    • 不安に対して、具体的な対策方法を学べるのは、ありがたいと思いました。大変なときもありましたが、最後まで参加して良かったと思います。

 

当院の「社会不安障害のグループ認知行動療法」は、2009年4月から〝基礎編〟と〝応用編〟に分かれ、治療を行っております。第11回社会不安障害のグループ認知行動療法につきましては、2009年6月13日から開始する予定です。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。