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症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

アルコール依存症

ALCOHOL DEPENDENCE SYNDROME

SBIRTS(エスバーツ)って何ですか?

アルコール依存症予備軍や糖尿病や高血圧、肝臓病などで内科などを受診されている患者さんを、できるだけ早期に、無理なくアルコール依存症の治療を進めるための手順です。

  • Screening(スクリーニング)「飲酒度の重症度」をAUDIT,KAST,CAGE 等でチェックします。 ② Brief Intervention(簡易介入)、 「リスクの高い飲酒」患者には、節酒を勧め、「乱用」や「依存症」レベルの患者には、断酒を勧めます。 ③ Referral to Treatment(専門治療へつなぐ)アルコール依存症治療の必要な患者を専門医療機関に紹介します。④ Self-help group(自助グループ)へつなぎます。あらたまこころのクリニックは、アルコール依存症治療専門医療機関として名古屋市から認定を受けていますので、③からスタートになります。減酒治療、断酒治療のどちらで始めるかは、患者様とご家族様と相談して決めます。

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監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。