名古屋市瑞穂区の心療内科ならあらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

疾患について DISEASE

2009.09.29 働く人の発達障害

成人の広汎性発達障害の研究会に行ってきました

平成21年9月27日~28日に名古屋で「一般精神科診療における発達障害」という研修会に参加してきました。この研修会では、成人の広汎性発達障害の診断・評価・治療・支援がテーマになり総合的に理解することができました。

最近、広汎性発達障害の傾向がある方をよく診たりします。広汎性発達障害の方は、自分の思い通りに人が動いてくれないと相手に怒りをぶつけてしまったり、人から遊びに誘われても断ってしまったり、物への執着があります。特に共通していることは相手の気持ちを理解することが苦手なところです。クリニックにも人との関係が気づき方がわからない、人と接している不安になってしまうなどの主訴で来院される方もいます。
また、広汎性発達障害の方が統合失調者や気分障害、不安障害などの別な診断が付いていて広汎性発達障害が見過ごされていることも多いということを研修会で話がありました。確かに背景に広汎性発達障害があっても、精神障害の症状があるとそちらに注目をしてしまいがちになってしまいます。

精神科の治療を行なっていく上では、広汎性発達障害を見極める力が必要だということを痛感しました。

関連する情報