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公開日: |更新日: 社交不安障害専門療法

社交不安障害・社会不安障害・あがり症グループ療法のご案内

社交不安障害・社会不安障害・あがり症グループ療法のご案内

【目次】
社交不安障害とは?
社交不安障害が良くなるとは?
薬物療法と認知行動療法
プログラムのメニュー
日時など
実践編グループもあります
グループ参加にあたってのお願い
まとめ

社交不安障害とは?

社会不安障害は、人にどう見られるかが過剰に気になる病気です。例えば、発表や会議などの人前で話す場面で過剰に緊張したり、人前で文字を書くときに震えてしまうのではないかと不安になります。こうした場面をなんとか終えても、どうして自分はうまくできないのかと自分を責めてしまい、うつ状態を伴うこともあります。

社交不安障害が良くなるとは?

周りの人にどう見られているかを気にすることは、人が社会の中で生きていくために、とても重要な機能です。社会不安障害はその不安が強すぎる事で問題が生じています。治療では、不安をゼロにすることではなく、過剰になっている不安を軽減させて、不安があってもうまくやっていくことを目的にしています。

薬物療法と認知行動療法

薬を服用することによって、社会不安は軽減します。しかし、症状が良くなったからといって、すぐに薬をやめてしまうと、症状がぶり返してきます。このぶり返しを防ぐためには、認知行動療法が有効であると言われています。

お薬で不安をある程度落ちつけた後は、不安への対処方法を学んでいきます。そのためのプログラムが認知行動療法です。

プログラムのメニュー

①社会不安障害の治療教育を行い、
②注意転換訓練、
③認知再構成法、
④段階的曝露療法の3つを組み合わせた
⑤「行動実験」を継続することによって、

社会不安を強めてしまう考え方や行動のパターンを自ら発見し、不安を軽減していくことに取り組んでいきます。初めは治療者と一緒に行いますが、少しずつ自分だけで行えるようになっていきます。

このプログラムは患者様みずからの実践が必要です。「自分で自分の治療者になっていただく治療」と言えるかもしれません。

日時など

  • 日 時:毎週土曜日 午前(グループの後に診察があります)
  • 場 所:2階 多目的室
  • 持ち物:ノート、筆記用具

実践編グループもあります

基礎編を修了した患者様は、実践編グループに進むことが出来ます。基礎編で学んだ行動実験を、日々の生活の中で実践していくためのグループです。

行動実験を進めていってみると、行き詰まる点や不安な点が出てくること思います。

こうした点について、グループの中で話し合ったり、他のメンバーやスタッフと一緒にアイディアを出しながら、行動実験を続けていきます。

  • 日 時:第2・4土曜日 午後(グループの後に診察があります)
  • 場 所:あらたまこころのクリニック2階 多目的室

まとめ

あらたまこころのクリニックでは、社交不安障害・社会不安障害・あがり症の集団認知行動療法を行っております。
人の目を気にすることは、社会で生きていくうえで、とても大切な機能です。
強すぎる不安を、程よい不安に修正していくことが治療になります。
①治療教育②注意転換訓練③認知再構成法④段階的曝露療法を行い、最後に、患者様自ら日常生活の中で⑤「行動実験」に取り組んでもらいます。
自分が自分の治療者になる事を目指す治療です。
グループ参加を希望される方は、医師にご相談ください。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。