あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

男性の更年期障害てどんな症状がでるの?

男性が更年期障害になると心身に様々な症状があらわれます。

心の症状には、興味や意欲の喪失、眠れない、イライラ、不安、憂うつなどがあります。

一方で体の症状には、関節痛、筋肉痛、発汗、ほてり、疲れやすい、肥満、頻尿、性機能の低下などがあります。

 

心の症状の中には、うつ病と共通するものがありますが、うつ病では痩せることが多いのに対して、男性の更年期障害では太るのが特徴です。

男性ホルモンには肥満を押さえる作用があるため、低下すると、食事や運動量などの生活習慣が変わらないのに、太りやすくなります。

また、男性ホルモンが低下すると、痛みを感じやすくなるため、関節や筋肉に痛みが現れることがあります。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。