あらたまこころのクリニック「治療法について」ページ

2009.03.06 社交不安障害専門療法

第8期のグループの参加者から感想をもらいました

第8期の社会不安障害のグループ認知行動療法の方が1クール終わりました。その方から感想を頂きました。

●まず、不安のメカニズムを知ることができたことで安心できました。そして、反証や行動実験の勉強をしていく中で狭くなっていた自分の考えに気付いて、冷静になれるようになりました。今まであまり人に興味がなかったのですが、同じような不安を抱えている人がいることを知り、人に対して温かい気持ちで見られることが多くなったと思います。まだ、知識ばかりで焦りがちになりますが、一日一日と思って1つ1つクリアしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

●社会不安障害のメカニズムを学ぶことによって、自分が今までの症状の原因を理解することができました。また、少しずつだが改善できるという自信を持てるようになったので良かったと思います。

●どうして沸き起こるのか分からなかった不安のメカニズムを論理的に理解し、対処できるようになりました。また、不安のメカニズムを知ることで不安を感じる頻度が徐々に減るようになりました。グループで学ぶことでいろいろな人の考えを知れることも魅力だと思います。

●最初は緊張する場面にあえて参加することにすごく抵抗があり、不安が余計に強まるのではないかと思っていました。グループに参加してみると社会不安という自分の状態がどのようなものかよく分かったし、同じようなことで悩んでいる人がたくさんいて、その人達の話をしたり、聞くことができた。参加していくにつれて不安が逆に少なくなったと思います。後半になると自分が1週間の中であった不安な社会状況についてみんなの前で話すことによって頭がぐちゃぐちゃ考えていたことが(カウンセリング※を受けている感じで)うまくまとまって気分がすっきりする感覚を覚えました。グループは個別カウンセリング※より、社会場面を経験しながらカウンセリング※を受けられる経験ができてすごく良かったと思います。

現在は第9期の方のグループを行っています。

(※当院では個別面接は行いますが、いわゆる「カウンセリング」は行っておりません)

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。