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土曜セミナー「 アサーション」

土曜セミナー5月21日は「 アサーション ~自分の気持ちを伝えてみよう~」を開催しました。

 

■アサーションってなんだろう

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日常生活の中で、思わず「言いすぎてしまった」「上手に断れない」「自信を持って人と接したい」と思い悩むことがあるかもしれません。うまく自分の気持ちを使える方法のひとつに「アサーション」と呼ばれるスキルがあります。

 

 

■対人関係のストレスを解決し、自信がもてるように

アサーション_元気な女性アサーティブな表現ができると、一方的になったり言葉を飲み込んだりすることなく「本当に伝えたいこと」が適切に伝わるようになります。

その結果、ストレス対処の幅が広がり
対人関係でおこっていたストレス問題が解決され、
職場や日常生活で自信が持てるようになります。

 

今回は
・伝える内容を明確にする
・伝え方のポイント
を中心にアサーティブな伝え方を、例題を交えながらお話ししました。

アサーション_こんなときどうしますか

 

 

■アサーティブは性格ではなくスキル

アサーティブなコミュニケーションを実現するには、性格を変えるのではなく、伝え方のスキルを学び考えを柔軟にすることが大事なポイントになります。

セミナーでは、伝える時のコツをポイント別に分け、お話ししていきました。アサーション_こんな伝え方をすると良いかも

 

■アサーショングループのご紹介

アサーションをより実際の生活の中で活用していくためには、練習を積み重ねることが大切です。
グループ療法の中で、困った場面や、どう伝えていいか分からない場面を確認しながら練習していきましょう。

アサーショングループ療法

・毎週水曜日
午前10時~12時(2時間、休憩10分)
午後13時~15時(2時間、休憩10分)

*当院のセミナーおよびプログラム参加には、医師の診察と判断が必要です。あらかじめご了承ください。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。