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2016.06.17 社交不安障害専門療法

土曜セミナー「 不安について学ぼう」

土曜セミナー5月14日は「 不安について学ぼう」を開催しました。

 

■“不安”ってなんだろう

不安は危険woman_questionと思った未来の出来事に対して、身を守るために起こるものです。
しかし、過剰な不安・恐怖があると本来できるはずのことができなくなったり、不安なことをあれこれ考えた結果、自分を責め自信を失っていきます。

 

 

■身を守るための“逃げるか戦うか反応”とは

危険な状況になると、不安が発生し「逃げるか戦うか反応」が起こります。
こうした反応は誰にでも起こるものです。
火災報知機で逃げる人2
胸がドキドキしたり汗がだらだら出たりする反応には、実は理由があり

心拍数があがる→筋肉に血液が巡って走りやすくなる
発汗する →体温が冷え、冷静な判断ができるようになる

等、危険な状況を乗り切るための自然な反応なのです。

 

頭の中で起こっている不安_take2これら不安から起こる身体反応は、本来危機を回避するための機能ですが、不安障害になると、本来危険ではない状況でも危険だと判断してしまい「逃げるか戦うか反応」が起ってしまいます。

本来でなくてよい状況でこのような身体反応が出ると、生活していく上で困ってしまうことがあるかもしれません。


*不安障害の不安は、現実では起きていなくても頭の中で起きてしまいます

■苦手な状況で取りやすい「安全保障行動」と「回避」 / 不安は下がります

「安全保障行動」と「回避」の記事

不安は永遠に続くものではないので、しばらくすると下がります。
安全保障行動・回避を意識的に行わないことで、不安の波を小さくしていく事が出来ます。
医師と相談しながら、不安への理解と治療を進めていきましょう。

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■当院での不安障害の治療

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*当院のセミナーおよびプログラム参加には、医師の診察と判断が必要です。あらかじめご了承ください。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市からアルコール依存症専門医療機関、日本精神神経学会から専門医のための研修施設などに指定されている。