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できるだけ薬に依存させない治療。あらたまこころのクリニックオフィシャルブログ

デイケアプログラム (壁画作り)

カテゴリー: デイケア | 投稿日: 2018-11-07

今日は、壁画作りをメンバーさんと一緒にやりました。
作っている途中は、下書き、色付けなどみんなでドキドキしましたが、いつの間にか、夢中になって取り組んでいました。
壁画作りは、とても集中力が必要なのだと実感しました。

★作業工程の一部をご紹介

完成した壁画は、デイケアルームに飾りました。
まさに、”秋”を感じる作品です。

今月は、アイロンビーズに取り組む予定です。

(看護師・名東)

Evidence Based Psychiatry研究会に参加しました

カテゴリー: 研修・学会 | 投稿日: 2018-10-17

平成30年10月4日(木)19時15分から21時に、名鉄ニューグランドホテルで行われた「Evidence Based Psychiatry研究会」に参加しました。
この研究会は、名古屋市立大学に関わられている先生方が中心となって行われています。名古屋市立大学の先生方には、地域の医療機関としてお世話になっているのはもちろんですが、それ以外にも、当院で勤務をしていただいたり、認知行動療法などのご指導をいただいたり、
● 抗うつ薬の適正利用についての研究(SUN☺ D)
● アプリを使った認知行動療法の研究(FLATT)
などの研究や
● 「うつ病患者様のご家族へのグループ相談プログラムへの効果」
などのプログラムに関わらせていただいたり、多くのご縁をいただいています。
今回、このようにご縁の深い先生方が研究会をされるということで、スタッフ数名で参加をさせていただいたのです。会場は、予定以上の参加者だったようで、満席になっていました。

<一般演題>
「人とのつながりでうつ病を治す対人関係療法」
(名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 特任教授 近藤真前先生)
(座長:豊川市民病院精神科 部長 佐川竜一先生)
<特別演題>
「抗うつ剤のネットワークメタアナリシスと個人データメタアナリシス」
(京都大学医学部健康要因学講座 健康増進・行動学分野 教授 古川壽亮先生)
(座長:名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 教授 明智龍男先生)

一般演題の座長の佐川先生と、ご講演くださった近藤先生は、以前、当院で勤務をしていただいていた先生です。
また、特別講演でご講演いただいた古川先生には、当院のスタッフへ認知行動療法についての指導をいただきました。さらに、古川先生が中心となって行われた、研究(SUN☺D・FLATT)には、当院も参加をさせていただき、多くの患者様にご協力いただきました。

①「人とのつながりでうつ病を治す対人関係療法」(近藤真前先生)
近藤先生のお話では、対人関係療法の全体像について分かりやすく教えていただきました。
対人関係療法は、エビデンス(科学的根拠)に基づいた精神療法の一つで、対人関係に焦点を当てていく治療です。効果的な精神療法のエッセンスを抽出するところから始まった精神療法で、これまで丁寧に研究が積み重ねられている治療ですが、まだまだ日本では広まっておらず、対人関係療法が受けられる医療機関はまだ少ないのが現状です。
講演では、対人関係療法の歴史や、治療の構造などについてお話があり、最後に症例の紹介もありました。うつ病の発症と関連のある4つの対人関係の領域(悲哀、不和、変化、対人関係の欠如)と、それぞれの領域での治療の進め方についてのお話では、温かく無理のない治療で、なおかつ、きちんと体系化された治療なので、患者さんも治療者も安心して進められるとてもいい治療だと、改めて感じました。

②「抗うつ剤のネットワークメタアナリシスと個人データメタアナリシス」(古川壽亮先生)
古川先生のご講演では、どのようにして効果的な治療を患者様に提供できるかということについてお話がありました。古川先生ご自身が、先進的で画期的な研究をされているので、そのようなお話が直接うかがえるだけでもとても貴重なことです。
お話の中には、複数の研究から得られたデータを統合する「メタアナリシス」についてや、当院も研究に関わらせていただいた、抗うつ薬の臨床試験で世界3番目の規模であるSUN☺D(抗うつ薬の適正使用についての研究)の結果についてのお話があり、薬の有効性と限界について、きちんと実証されたデータを見せていただきました。これまで軽症(軽度)のうつ病には効果が少ないと思われていた薬物療法ですが、「軽症(軽度)のうつ病でも薬物療法が有効である」といった研究結果もご紹介いただきました。また、治療を行っていて感じている感覚と、実際の薬物療法の効果にギャップがあることにも驚きました。
そして最後には、客観的なデータをもとに、一人ひとりの患者さんの特性に合った治療の選択肢を分かりやすく提示し、最適な治療法を選んでいける、そして、一人ひとりの治療がまた次の医療のベースとなっていくような医療システムの確立といった、今後の医療のあり方についてもお話いただきました。

今回のご講演では、最新の、そして実証データに基づいたお話を聞くことができ、非常に勉強になり、有意義な時間となりました。
特に、薬の有効性と限界については、教えていただいたことを活かしながら、ますます、精神療法にも力を入れていかなければいけないと感じました。そして、治療初期の取り組みが重要と改めて思いました。当院では、治療の初期に、薬物療法と並行して「こころの整理面接」という、スタッフとの面接を行っていますが、こうした取り組みは、やはり大切なのだと感じています。

今回の研究会では、より効果的な医療を患者様に提供するためのヒントをいただきました。また、当院の治療についてもブログやホームページに載せていきます。

●  SUN☺Dに関しまして、論文はこちら

(心理士 関口)

テーマ 思春期親グループの取り組み

カテゴリー: ひきこもり・不登校 | 投稿日: 2018-10-17

女性の「うつ」と「母親役割」の重荷を軽くしませんか?
30~50代の女性にとって、「家族に関すること」はストレスの原因になっています。

うつや不安障害、不眠で当院を受診される女性には、「母親」という立場の方が多くいらっしゃいます。そのような患者さんの、「母役割」から来る独特の家族の悩みに対して、当院では母親を対象とした集団精神療法(グループ療法)を行っています。家族の問題と向き合い、お母さん自身の物事の捉え方(認知)を変えていくことで、自分と家族に変化が起こってくることがあります。
グループの中では、同じような悩みを抱えているメンバーの中で、自分の悩みを話し、他の参加者の悩みを聞きます。また、家族との適切な距離や、子どもが話したくなる話の聴き方、子どもが受け取りやすい伝え方といったコミュニケーションスキルを一緒に学ぶこともあります。分かりやすく学んでいただくために、カードなどのツールを使うこともあります。

なかでも患者さんたちに人気なのが、このSPトランプです。
SP(サブパーソナリティー)とは、その人の持ち味や個性のこと。
トランプを使うことで、子どもや家族の目先の言葉や態度に振り回されず、客観的に自分と相手を見ることができます。

これまでSPトランプを体験したみなさんからは
「人間関係の解決の糸口を考えられた」
「見失っていた自分と子どものよさを見つめなおすことが出来た」
「自分の嫌いな部分が、自分のすべてではないと考えることが出来た。
悩んでいる息子にも、それがあなたのすべてではないよね、と伝えたら、
息子から珍しく『感謝します』とメールが来た」
といった感想をいただきました。

自分のことを知り、相手のことを理解する。
相手への接し方を工夫する。ひとりではちょっと難しくて苦しい作業です。
そんな作業も、グループの中で仲間と一緒にできるといいですね。

(心理士 野口)

不眠状態から抜け出そう!

カテゴリー: 不眠症, 土曜セミナー | 投稿日: 2018-10-02

以前のブログでご紹介したように、不眠で困りやすい時期になりました。
当院では、“薬に頼り切らない治療”の一環として、不眠状態でお困りの患者様に対して不眠状態から抜け出すための様々な知識や工夫をお伝えするために、土曜セミナー 【眠るための工夫をしてみよう】を定期的に実施しております。

睡眠とは
・睡眠の基本的な知識について
不眠とは
・不眠とは、どのような状態
・不眠には、4つのタイプがある
眠るための10か条
・眠るために知っておきたいポイント2つ 工夫点10か条をご紹介
今日から出来ること
・眠るための10か条を、今日からどのように生活に組み込むか

ご興味がお有りの方は、まずは、医師にご相談下さい!!

【※ご注意※】
・当院のセミナーへの参加には、医師による診察と判断が必要です。あらかじめご了承ください。
・当院のセミナーは、完全予約制です。事前のご予約が必須となります。
・当院に初めて受診される予定の方は、こちらをご覧ください

【参考】
★ホームページ:各疾患について
不眠症
★ブログ
冬はうつ病になりやすい?
いい睡眠の ため11 項目のチェックリスト

お子さんの問題行動からうつ病や不安障害でお困りの方へ

カテゴリー: ひきこもり・不登校 | 投稿日: 2018-09-22

長い夏休みが終わり、9月に入りました。
お子さんの、「学校に行きたくない」に驚き、心配したり不安になったり、悩んでいらっしゃるお母さんも多いのではないでしょうか??

当院には、思春期のお子さんの学校に行けなくなるなどの問題行動に悩み、そのことで気分の落ち込みや不安が強くなって、不眠などの症状が出てお困りの女性の方が多く来院されています。お子さんの問題で悩む中で、ご自身がうつや不安障害を抱えたお母さんたちを対象に、集団精神療法としての「初期集中プログラム」を行っています。お母さんである女性たちは、家族の問題を解決することでご自身の症状が軽くなることがあります。

当院の初期集中プログラムは、子どもの発達や思春期に見られる心の病気、お子さんとの適切なコミュニケーションなどについて学びながら、お母さん自身の考え方や行動を変え、こころの元気を取り戻していくことを目的としています。

このグループに参加された方からは、
「子どもに振り回されていた生活を見直すことができて気持ちが楽になった」
「親自身が子どものことで一喜一憂せずに、子どもを見守り続ける姿勢が大切なんだと気づきました」などの感想をいただいています。

ご関心のある方は、医師やスタッフにご相談ください。
(心理士 野口)