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できるだけ薬に依存させない治療。あらたまこころのクリニックオフィシャルブログ

身体感覚に曝露するとは?(パニック障害)

カテゴリー: パニック障害 | 投稿日: 2018-08-13

平成30年7月21日(土)、当院のパニック障害グループ治療の中で、身体感覚に曝露(苦手なことを段階的に練習する治療法)をする練習を行いました。
パニック障害と身体感覚に対する曝露練習の関係については、こちらから過去のブログをご参照ください。

現在、当院では3ヶ月に1回ペースで身体感覚曝露訓練を行っており、意図的に身体感覚を作り出し、不安が自然に落ち着くことを体験し、身体感覚が生じても自分は大丈夫であるということを体験的に学んでいきます。
今回は、7名の方にご参加いただきました。皆さん、自身の苦手な感覚(例えば、ドキドキ感、息苦しい感、めまい感、非現実感、吐き気感など)を再認識するとともに、今まで気づけなかった苦手な感覚も発見しているようでした。
本日体験していただいたことを踏まえ、日常にて様々なことに挑戦し、活かして頂ければと思います。
次回、身体感覚曝露訓練は 平成30年10月頃 を予定しております。
パニック障害・嘔吐恐怖等でお困りの方は、ぜひ医師にご相談ください。
また、よろしければ過去のパニック障害に関するブログも御覧ください!
こちらから)
(心理士 宮本・本田)

「就労モデル事業」で、ジョブガイダンスを行っています。

カテゴリー: デイケア, 復職支援プログラム | 投稿日: 2018-07-31

医療機関とハローワークが連携した「就労モデル事業」で、ジョブガイダンスを行っています。

1.目的
このモデル事業は、メンタルの不調により就労が難しい方への雇用を促進するためには、精神科医療機関とハローワークの連携が重要であることから、地域における医療機関と協定を結び、就労支援を進めていくため、今年度から愛知労働局を含む全国22局において本格的に実施することになりました。

2.実施内容
精神科医療機関で行うデイケアなどの就労支援プログラムを利用し、就職を希望する方を対象に、医療機関とハローワークの担当者が情報を共有しながら進めていきます。

 <ハローワーク名古屋南での、取り組み>
(1)職業相談・紹介、キャリア・コンサルティング、就職ガイダンス(履歴書の書き方等)、職業訓練のあっせん等。
(2)職場実習等の機会の提供。
(3)医療機関とハローワークの担当者によるケース会議の開催。
(4)就職後の職場定着支援の実施等。

 <あらたまこころのクリニックでの、取り組み>
(1)定期的なデイケア通所をしながら、生活・睡眠リズムを改善。
(2)一定のノルマを順番にこなしながら、作業能力を回復していく。
(3)コミュニケーションのグループで対人交流スキルの向上を目指す。
(4)自分の考え方やコミュニケーションパターンなどについて振り返り、就労意欲の維持や再発予防に取り組む。

3.この取り組みにより期待できる効果
今回の取り組みにより、医療機関の専門性に基づくデイケアなどの就労支援プログラムと、ハローワークによる就職支援を一貫した仕組みの中で行うことによって、それぞれの強みを発揮できる環境をつくり、今までなかなか就職に結びつかなかった方への支援がより一層充実することで、雇用に結びつく可能性が高まることが期待できます。
当院では平成29年4月から、このモデル事業を開始して、実際にプログラムを通して再就職をされている方も出ています。
利用された患者様には、「ハローワークの方から、就職までの具体的なロードマップを示してもらうことで見通しを立てることができた」「就職活動をする中で、何か困ったときには相談できる場所があるという安心感があった」などの感想を頂いております。
デイケアでの就労プログラムをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。
(心理士:片桐)

デイケアプログラム(ガーデニング日記~枝豆~)

カテゴリー: デイケア | 投稿日: 2018-07-20

Point

ガーデニングプログラムでは、みんなで考え、意見を出し合い、協力して、ガーデニングを進めることで、活動力の促進、対人交流の促進を目的としています。

 

今年の5月22日に種まきをした “枝豆” です。2ヶ月かけて、みんなで一生懸命育てました!!

 

7月18日、いよいよ収穫。ふっくらした“初物”が採れました。

 

もちろん、収穫した枝豆は塩ゆでにしました。

 

残りの収穫もワクワクです!!

成人ADHD(注意欠如・多動症)に対する当院の取り組み

カテゴリー: ADHD, 研修・学会 | 投稿日: 2018-07-13

6月4日に、院長先生とスタッフで、企業にて研修会を行ないました。

テーマは、

「成人ADHD (注意欠如・多動症) に対する臨床現場の取り組み~薬物療法と心理療法の両輪~」です。

 

 

この研修会では、成人ADHDに対して、薬物療法と心理支援のそれぞれの側面から、当院がどのように取り組んでいるか、お話させていただきました。

参加された企業の方々からも、とても具体的で重要な質問をたくさんいただき、改めて勉強させていただく、素晴らしい機会となりました。

 

近年、成人発達障害 (自閉アスペルガー症、注意欠如・多動症など) というキーワードを目や耳にする機会が増えたように感じます。

また、実際に日々の臨床においても、成人発達障害を疑い来院される患者さんの数が増えているように感じます。

  この背景には、

・実際に患者さんの数が増えている

・発達障害に対する認識が高まった(患者さん側、医療側ともに)

など、さまざまな要因が考えられます。

 

このような流れのなかで、受診いただき、早期発見、早期治療 (支援) が行えることは、とても重要だと常日頃から思います。

しかし、発達障害と一言で言っても、さまざまな特徴 (得意/不得意) があります。また、個々人が生活している環境も多様です。

当院では、発達障害という言葉にこだわりすぎず、患者様一人ひとりの日常生活での困り事を一緒に見つけ、治療 (支援) していくことを大切にしております。

これからも、今回のような研修会を行ない、クリニックとしての支援技術の向上に努めて行きたいと思います。

梅雨時とパニック障害の関係

カテゴリー: パニック障害, 認知行動療法 | 投稿日: 2018-06-27

 

 

 

 

6月も後半になりました。朝晩の気温差が激しいことがもちろんのこと、

天気の移り変わりも激しいこの季節、体調を崩しがちになりやすいですよね。

では、皆さんの「体調を崩す」にはどのようなものがあるでしょうか。

頭が痛い、なんだか息苦しい、胸が詰まる感じ、弱い吐き気、軽いめまい、手先が冷たい感じ、顔の火照り、いつもより汗をかきやすい…人によって様々な症状があると思います。

どの症状をとっても不快な感覚だと思いますが、これらは生きている限り時々は体験する自然な体の症状です。

 

しかし、このような不快な体の感覚が、不安感を引き起こす病気があります。

それは、パニック障害と呼ばれる症状です。

パニック障害は、突然パニック発作と呼ばれる体の症状が生じます。この「突然」というのが辛いところで、パニック障害の方は、発作が起きているときには「深刻な病気なのではないか」という不安になり、発作が起きていないときでも「また発作が起きるのではないか?」という不安になる、というとても辛い状態です。

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※パニック発作一覧

□ 心臓がドキドキする

□  汗をかく

□  体や手足の震え

□  呼吸が早くなる、息苦しい

□  息がつまる

□  胸の痛みまたは不快感

□  吐き気、腹部のいやな感じ

□  めまい、ふらつき、頭が軽くなる、気が遠くなる感じ

□  現実でない感じ、自分が自分でない感じ

□  コントロールを失うことや、気が狂ってしまうのではないかという心配

□  死ぬのではないかと怖くなる

□  しびれやうずき感

□  寒気またはほてり

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この状態が続くと、パニック障害の方は些細な自身の身体の状態の変化に対して過敏になっていきます。

「息苦しい…過呼吸の前兆かも」

「吐き気がする…このままだと吐いちゃうかも」

「朝からめまいがする…発作になって倒れてしまうかも」

 

本来、動悸や息苦しさといった体の症状は、人間が危険を察知すると生じる自然な体の症状です。

ところが、パニック発作を繰り返すうちにこれが逆転し体の症状を危険なものだと感じるようになってしまいます。

このような、身体症状に過敏になってしまう症状を、身体感覚過敏といいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この身体感覚過敏に対して、当院では身体感覚曝露という治療を定期的にグループ療法の中で行っています。

身体感覚曝露は、苦手な身体感覚をわざと引き起こし、体験やグループでの共有を通して、「発作に似た身体感覚が起きても安全である」ことを体験的に学ぶ治療法です。

この治療を通して、身体感覚過敏や不安感から開放されることを願っています。

ご興味のある方は、まずは医師にご相談いただければと存じます。