名古屋市/心療内科/精神科/うつ病/不安障害/瑞穂区/昭和区/天白区/南区/緑区/熱田区/日進市/中区/パニック障害/摂食障害/あらたまこころのクリニック

心療内科 精神科 医療法人和心会 あらたまこころのクリニック
〒467-0066
名古屋市瑞穂区洲山町1-49
TEL:052-852-8177

できるだけ薬に依存させない治療。あらたまこころのクリニックオフィシャルブログ

暑さって怖いもの?不快な感覚と不安障害

カテゴリー: パニック障害 | 投稿日: 2017-06-21

暑さって怖いもの?不快な感覚と不安障害

6月に入り、名古屋でも徐々に気温が上がってきました。最高気温も30度を超え、梅雨の時期は湿度も上がっていきます。

さて、気温も湿度も高い状態で生活をしていれば、身体の自然な反応として汗やほてりなどが生じてきます。これは、誰にとっても不快に感じるものです。

では、汗やほてりが出たときに、それを「怖い」と感じたことはあるでしょうか?

 

■  パニック障害になると、不快な感覚=怖いものと感じてしまう人も・・・

パニック障害の方の中には、暑さが怖いと感じられる方がいます。暑さそのものではなく、その結果として生じる汗やほてりが怖いと感じてしまうためです。通常、この状態は誰でも不快ですが、パニック障害になると、こうした傾向が強く出ることがあります。

パニック発作は「青天の霹靂」のように急に出現し、ほてり、発汗、過呼吸、吐き気、動悸、息苦しさ、血の気の引く感じ、気が狂う感じなど、人によって様々な身体症状を引き起こします。

そして、繰り返しパニック発作を経験するうちに、本来は自然なはずの身体症状を「パニック発作に似ている」と捉えてしまって不安になることがあるのです。

これを身体感覚過敏といい、「パニック発作を起こしているかも」という不安から、実際にパニック発作を起こしてしまうこともあります。

 

■  身体感覚過敏の治療

この身体感覚過敏に対して、当院では身体感覚曝露という治療をグループ療法の中で行っています。
身体感覚曝露は、苦手な身体症状をわざと引き起こし、体験やグループでの共有を通して、「パニック発作が起きても安全である」ことを知る治療法です。
※苦手な身体症状は人それぞれであり、全ての身体症状の克服へ取り組む必要はありません。当院では、身体感覚曝露による治療をスタッフと一緒に取り組んでいます。例えばグループ担当の宮本は息苦しさ、当院の院長は目まい対して患者様と一緒にアプローチをしたことがありました。

 

汗やほてりのような、日常生活をしている中で感じる身体症状を「発作ではなく自然で安全なものだ」と捉えられるようになると、汗やほてりなどで不快に感じても不安にはならず、結果的にパニック発作も起こりにくくなります。

当院では、パニック障害の他にも、社交不安障害やうつ病の方へのグループ治療を行っております。
ご興味のある方は、まずは医師にご相談いただければと存じます。

パニック障害とは

(心理士・宮本)

 

院内研修 -漢方について-

カテゴリー: 院内勉強会 | 投稿日: 2017-06-19

院内研修 -漢方について-

日時:2017年5月11日 12:30~
場所:あらたまこころのクリニック

院内研修で、漢方について学びました。

□ 漢方といえば・・・

  • においが独特
  • 1日3回服用が大変
  • 本当に効くのか不安
  • よくわからない

などなど、漢方に対して、中にはあまり良くないイメージをお持ちの方もみえるかもしれません。
漢方にはたくさんの種類があり、さまざまな症状に対して、使い分けることができます。

今回の研修では、数多くある漢方の中でも、
① 半夏白じゅつ天麻湯 … めまい、頭痛、食欲不振 に効果がある漢方
② 白虎加人参湯    … 口の渇き に効果がある漢方
の2種類について詳しい説明を受けました。

① 半夏白じゅつ天麻湯とは

パニック障害の方はパニック発作の症状のなかで、めまい、頭痛を経験することがあります。また、うつ状態の症状の一つとして、食欲不振になることがあります。
半夏白じゅつ天麻湯はこれらの症状に有効であるといわれている漢方です。

① 半夏白じゅつ天麻湯とは

精神科や心療内科で処方される向精神薬の副作用には、口の渇きがあります。
白虎加人参湯は口の渇きを軽減させる効果があります。

 

今回の研修を通して、漢方についてより理解をより深めてきたいと感じました。

パニック障害やうつ病など、さまざまなお悩みをお持ちの方に対して、当院では、“患者様を薬漬けにしない薬物治療”をモットーに、患者様が安心して薬物療法に取り組めるよう、サポートに努めております。

パニック障害やうつ病によくみられる考え方や行動のパターンに対して、新しいパターンを身につけられるよう、認知行動療法を用いた治療を並行して行うことで、患者様にとって負担の少なく、より効率的な治療を行なっております。

(心理士・本田)

『愛知精神医療フォーラム』に参加しました

カテゴリー: うつ病と躁うつ病, 認知行動療法, 不眠症, 研修・学会 | 投稿日: 2017-06-12

『愛知精神医療フォーラム』に参加しました

2017年4月20日
場所:ザ サイプレスメルキュール名古屋
座長:医療法人愛精会 あいせい紀年病院 森 隆夫 先生
演者:医療法人静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンター 宇野 準二 先生
東京医科歯科大学 脳統合機能研究センター 認知症研究部門
メモリークリニック御茶ノ水 朝田 隆 先生

今回の研修会では、高齢者社会に伴い注目されている“認知症”と、人生の3分の1の時間を占めるといわれる、“睡眠”をキーワードとした、講演を聴いてきました。

 

■日本における認知症■

・日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人
・65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症 (厚生労働省2015年)
・今後10年間で、認知症罹患者数は、1.5倍増加すると考えられる

 

■認知症について■

認知症の促進要因には、さまざまなものがありますが、今回講演の中でとくに注目されていたのが、“うつ病”“生活習慣”です。

うつ病と認知症は症状が似ています。さらに、うつ病を罹患している方は、認知症を罹患する確率が2ほど高くなります。
また、認知症やうつ病に共通する症状として睡眠習慣の異常(よく眠れない、夜中起きてしまい寝付けない、熟睡感がないなどなど)があります。

認知症の予防にはさまざまなものがありますが、今回の講演では、定期的に運動を行うことが、重要であることが強調されていました。

 

■考え方や行動のパターンに目を向ける■

うつ病の方や睡眠に問題がある方は、

  • 物事に対する考え方(e.g. すぐにネガティブに考える、寝る前にぐるぐると考え込んでしまう)
  • 対処方法(e.g.嫌なことを避けようと試みる )
  • 生活習慣(e.g 運動をしない、寝床で携帯を見るなど)

に悪循環のパターンがあると言われています。

ぐるぐるする考えについて、詳しくは、こちらのブログもご参照ぐださい!

これらの悪循環のパターンから抜け出し、生活をより良いものにするパターンを患者様が身に着けられるよう、当院では、“認知行動療法”を用いた治療をオススメしております。

(心理士・本田)

デイケアのガーデニングプログラム H29.5

カテゴリー: デイケア | 投稿日: 2017-05-17

デイケアのガーデニングプログラム H29.5

当院のデイケアでは毎週火曜日、木曜日にプログラムの一環としてガーデニングプログラム(園芸活動)を行っています。

植物の栽培を通し、「話すのが苦手」「うまく伝えられない」「新しいものにチャレンジすることが不安」「人前で緊張してしまう」といった課題へ取り組んでいきます。

中々芽が出ない時、「何で芽が出ないんだろう」とメンバーさん同士で調べ、考え、相談し、確認しあい、試行錯誤することで、ご自身の課題とともに”解決する方法”を考えていきます。

デイケアについて[PC向け] [スマホ向け]

(看護師・草野)

~物忘れ・うわの空~ グループ療法のご紹介

カテゴリー: マインドフルネス | 投稿日: 2017-05-15

~物忘れ・うわの空~ グループ療法のご紹介

私たちは、毎日、何十万語という考えが頭の中で飛び交いながら生活していると言われています。楽しい内容であれば問題はないのですが、仕事でミスが続くなど、うまくいかないことになると、ご飯を食べている時や人と話をしているときも、その考え込みで一杯になり、つらくなってしまいます。

考え込みが続くと、相手の言ったことが頭に入らなくなり、こちらの言っていることもうまく通じないなどの、考え込みの壁(バリア)ができてしまいます。

そこで、最近、注目されているマインドフルネスという心理療法があります。マインドフルネスは、浮かんでくる考えにとらわれず、いまこの瞬間に気持ちを向けていく練習をしていきます。このトレーニングによって、考え込みの壁(バリア)に、まずは気づいて、考え込みのパターンから抜け出すスキルを身につけていきます。これを何度も繰り返すことで、いまやるべきことに集中できるようになり、優先順位を自分で付けられるようになります。

当院では、マインドフルネスのグループ療法を行っています。このグループでは、呼吸法などのエクササイズを通して、考え込みに気づいて手放すトレーニングをしています。
上記のことでお悩みの方はぜひ一度、ご相談ください。

(心理士・片桐)