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できるだけ薬に依存させない治療。あらたまこころのクリニックオフィシャルブログ

お子さんの問題行動からうつ病や不安障害でお困りの方へ

カテゴリー: ひきこもり・不登校 | 投稿日: 2018-09-22

長い夏休みが終わり、9月に入りました。
お子さんの、「学校に行きたくない」に驚き、心配したり不安になったり、悩んでいらっしゃるお母さんも多いのではないでしょうか??

当院には、思春期のお子さんの学校に行けなくなるなどの問題行動に悩み、そのことで気分の落ち込みや不安が強くなって、不眠などの症状が出てお困りの女性の方が多く来院されています。お子さんの問題で悩む中で、ご自身がうつや不安障害を抱えたお母さんたちを対象に、集団精神療法としての「初期集中プログラム」を行っています。お母さんである女性たちは、家族の問題を解決することでご自身の症状が軽くなることがあります。

当院の初期集中プログラムは、子どもの発達や思春期に見られる心の病気、お子さんとの適切なコミュニケーションなどについて学びながら、お母さん自身の考え方や行動を変え、こころの元気を取り戻していくことを目的としています。

このグループに参加された方からは、
「子どもに振り回されていた生活を見直すことができて気持ちが楽になった」
「親自身が子どものことで一喜一憂せずに、子どもを見守り続ける姿勢が大切なんだと気づきました」などの感想をいただいています。

ご関心のある方は、医師やスタッフにご相談ください。
(心理士 野口)

9月3日は睡眠の日

カテゴリー: おしらせ | 投稿日: 2018-08-31

「睡眠の日」をご存知でしょうか?睡眠健康推進機構が2011年に制定し、世界睡眠医学会議(World Association of Sleep Medicine)がWorld Sleep Dayと定めた3月18日を「春の睡眠の日」、日本独自の睡眠の日として「ぐっ(9)すり(3)」の語呂合わせから9月3日を「秋の睡眠の日」としています。
「秋の睡眠の日」の前後である8月27日~9月10日は秋の睡眠健康週間と定められており、こうした機会に日頃の睡眠を振り返るのはいかがでしょうか。

睡眠は、心と身体の健康の維持に欠かせないものでありながら、一方で少なくとも成人の3人に1人は時々不眠になり、10~15%の人は慢性的な不眠に悩まされています。
このような現状を踏まえ、厚生労働省は平成14年度に「健康づくりのための睡眠指針検討会」を開催し、平成15 年3 月に「健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条~」を策定。そして、平成26年3月に、睡眠に関する新しい知見を取り入れた「健康づくりのための睡眠指針2014」を作成し、ホームページ上でも公開しております。

当院では、依存にならない睡眠薬を中心とした薬物療法、薬に頼りきらないで生活習慣についての知識を提供するセミナー、睡眠を含めた生活習慣の改善とストレスへのケアの方法を学ぶグループ治療(ストレスケアグループ)など、不眠に対してそれぞれの方の希望やペースに合わせた治療を行っております。

ところで、皆さんは眠れない時に羊を数えると良い、という話をどこかで耳にされたことはありますか?私も実際に試してみましたが、「羊、羊、羊……」と唱えても、「羊が1匹、羊が2匹……」と数えても、なかなか眠れませんでした。
実は、これはイギリスから伝わってきたと言われており、英語の「sleepスリープ(睡眠)」と「sheepシープ(羊)」の発音がよく似ていること、イギリスでは羊は身近な動物でリラックスのイメージと結びつきやすいこと、そして「sheep(羊)」と言った時に息をしっかりと吐くことが、眠りやすさにつながっていると考えられています。
ですので、無理に羊を数えるのではなく、「シープ、シープ…」と繰り返し唱え、しっかりと息を吐いて呼吸を整えることで、気持ちがリラックスし、眠れない夜に役立つのかもしれません。

(心理士 宮本)

デイケアプログラム(ガーデニング日記 ~枝豆~その2)

カテゴリー: デイケア | 投稿日: 2018-08-27

前回に引き続き、本日のデイケアプログラムでは“枝豆”の本収穫を行いました。
今日の気温は、最高気温38℃。汗をかきながら、一生懸命協力して収穫しました。

今年の枝豆収穫はこれで終了です。
次回は、さといもの収穫を行う予定です。
(看護師・草野)

身体感覚に曝露するとは?(パニック障害)

カテゴリー: パニック障害 | 投稿日: 2018-08-13

平成30年7月21日(土)、当院のパニック障害グループ治療の中で、身体感覚に曝露(苦手なことを段階的に練習する治療法)をする練習を行いました。
パニック障害と身体感覚に対する曝露練習の関係については、こちらから過去のブログをご参照ください。

現在、当院では3ヶ月に1回ペースで身体感覚曝露訓練を行っており、意図的に身体感覚を作り出し、不安が自然に落ち着くことを体験し、身体感覚が生じても自分は大丈夫であるということを体験的に学んでいきます。
今回は、7名の方にご参加いただきました。皆さん、自身の苦手な感覚(例えば、ドキドキ感、息苦しい感、めまい感、非現実感、吐き気感など)を再認識するとともに、今まで気づけなかった苦手な感覚も発見しているようでした。
本日体験していただいたことを踏まえ、日常にて様々なことに挑戦し、活かして頂ければと思います。
次回、身体感覚曝露訓練は 平成30年10月頃 を予定しております。
パニック障害・嘔吐恐怖等でお困りの方は、ぜひ医師にご相談ください。
また、よろしければ過去のパニック障害に関するブログも御覧ください!
こちらから)
(心理士 宮本・本田)

「就労モデル事業」で、ジョブガイダンスを行っています。

カテゴリー: デイケア, 復職支援プログラム | 投稿日: 2018-07-31

医療機関とハローワークが連携した「就労モデル事業」で、ジョブガイダンスを行っています。

1.目的
このモデル事業は、メンタルの不調により就労が難しい方への雇用を促進するためには、精神科医療機関とハローワークの連携が重要であることから、地域における医療機関と協定を結び、就労支援を進めていくため、今年度から愛知労働局を含む全国22局において本格的に実施することになりました。

2.実施内容
精神科医療機関で行うデイケアなどの就労支援プログラムを利用し、就職を希望する方を対象に、医療機関とハローワークの担当者が情報を共有しながら進めていきます。

 <ハローワーク名古屋南での、取り組み>
(1)職業相談・紹介、キャリア・コンサルティング、就職ガイダンス(履歴書の書き方等)、職業訓練のあっせん等。
(2)職場実習等の機会の提供。
(3)医療機関とハローワークの担当者によるケース会議の開催。
(4)就職後の職場定着支援の実施等。

 <あらたまこころのクリニックでの、取り組み>
(1)定期的なデイケア通所をしながら、生活・睡眠リズムを改善。
(2)一定のノルマを順番にこなしながら、作業能力を回復していく。
(3)コミュニケーションのグループで対人交流スキルの向上を目指す。
(4)自分の考え方やコミュニケーションパターンなどについて振り返り、就労意欲の維持や再発予防に取り組む。

3.この取り組みにより期待できる効果
今回の取り組みにより、医療機関の専門性に基づくデイケアなどの就労支援プログラムと、ハローワークによる就職支援を一貫した仕組みの中で行うことによって、それぞれの強みを発揮できる環境をつくり、今までなかなか就職に結びつかなかった方への支援がより一層充実することで、雇用に結びつく可能性が高まることが期待できます。
当院では平成29年4月から、このモデル事業を開始して、実際にプログラムを通して再就職をされている方も出ています。
利用された患者様には、「ハローワークの方から、就職までの具体的なロードマップを示してもらうことで見通しを立てることができた」「就職活動をする中で、何か困ったときには相談できる場所があるという安心感があった」などの感想を頂いております。
デイケアでの就労プログラムをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。
(心理士:片桐)