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できるだけ薬に頼らない治療。あらたまこころのクリニックオフィシャルブログ

11月, 2014年

睡眠について

カテゴリー: 不眠症, 土曜セミナー | 投稿日: 2014-11-07

最近、ずいぶん寒くなり、熱い夏に比べると、夜も少し過ごしやすくなりました。

季節が変わると、睡眠の環境にも留意が必要です。例えば、布団の厚さや枚数、ルームウェア、部屋の温度などを、季節に合わせて用意することが必要です。

 
睡眠は、ちょっとした環境の変化やストレスにも影響を受けることがありますので、できれば、季節の変わり目だけでなく、日頃から“よく眠るための工夫”ができることが望ましいです。“よく眠るための工夫”として、先ほど挙げた布団の厚さや枚数、ルームウェア、部屋の温度などの他に、光を遮る工夫、食事やアルコール・喫煙などのコントロールなどがあります。
 
当院では、土曜セミナーで、こうした工夫を「健康な睡眠のための10か条」として紹介しています。もし、睡眠についてお困りで、何か工夫のヒントが必要であれば、是非ご参加ください。

睡眠について-スライド画像
 
こうした工夫を十分に行っても睡眠が十分にとれないという場合は、「刺激コントロール法」「睡眠制限法」などの方法を使ってみるのもひとつです。詳しくは当院の医師・スタッフにお尋ねください。

第18回あらたまCBTを学ぶ会を開催しました

カテゴリー: 認知行動療法 | 投稿日: 2014-11-04

あらたまこころのクリニックでは、認知行動療法の理論と実践についての学びをさらに深めることを目的に、「あらたまCBTを学ぶ会」を平成25年5月より開催してきました。
平成26年10月14日には、第18回目となるあらたまCBTを学ぶ会を開催しました。
今回は、「アメリカ心理学会新療法ビデオ・シリーズ パニック障害に対する認知療法」を使い、David. M. Clark Ph.D.(デイビット・クラーク教授)の実際のセッションから治療法を学びました。
パニック障害の特徴の1つに、本来は命の危険のない軽微な身体感覚を破局的なものと解釈する(例:動悸→「心臓発作の兆候だ!このままだと死んでしまう!」)、というものがあります。その解釈がさらに不安を強め、結果的にパニック発作に繋がり、ますます身体感覚を「恐ろしい結末になる」という想像してしまう(=破局的な解釈)、という悪循環があります。
不安はよく火災報知器に例えられます。火災報知器は、本来は火事を知らせるアラームです。しかし、機能が敏感すぎて、タバコの煙や風呂場の湯気など「火事ではないもの」にまで反応していてはアラームに振り回されてしまいます。しかし、火災報知器を全く動かなくしてしまうと、いざ火事の時に逃げ遅れてしまいます。つまり、適切な場面にそのアラームが鳴るように、調節する必要があります。
不安も同じで、本来は生物が生命を維持していくために備わっているとても大切な感情です。しかし、不安になる必要がないことに不安になると、それ振り回されて生活に支障が生じることがあります。かといって、不安をゼロにしてしまっては、自分にとって危険な状況を察知できず、それに対処することができなくなってしまいます。パニック障害の治療では、身体感覚への解釈をターゲットにし、不安を支障がない程度までにまで下げることを目指します。

ビデオでは、この身体感覚の解釈にアプローチする具体的な方法を学びました。その身体感覚は本当に破局的なものなのか、それとも解釈が不安を強めた結果生じているものなのか、いろいろな技法で検証を試みていました。紹介された技法はもちろん勉強になりましたが、治療者の押しつけではなく患者様と共に考え、現実を実験的に検討する、協働作業的な姿勢がとても印象的でした。

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