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パニック障害の治療1

カテゴリー: パニック障害 | 投稿日: 2019-08-27

~認知再構成~

●考え方が不安を引き起こします
パニック障害の人は、苦手な広場恐怖の状況に対して、「逃げられない」「死んでしまう」など、破局的に考え、不安になってしまいます。例えば、パニック障害のある人は、混雑した映画館に行くと、「パニック発作になって外へ出られなかったらどうしよう!」と考え、不安になってしまいます。一方、パニック障害のない人は、状況は同じにもかかわらず、不安になっていません。パニック障害の人が不安になるのは、状況を破局的に捉えてしまうからなのです。

●考え方の幅を広げる
広場恐怖の状況や身体感覚に対して、破局的に考え不安になったとしても、不安を和らげるような別の考え方が出てくるようになると、少しずつ不安は下がっていきます。このように、考え方の幅を広げていく治療法を、認知再構成と言います。
ただ、別の考え方を出すというのは簡単なことではありません。そもそも、自分がどんなことを不安に感じているのかを整理することも、また大変なことです。
当院では、パニック障害の集団認知行動療法を行っています。一人では大変なことでも、スタッフや参加メンバーと一緒に身に着けていきましょう。

~不安階層表を作ろう
(少しずつ、チャレンジしよう)~

目標をより簡単で小さな段階に分け、少しずつ目標を達成できるようにステップを作っていきましょう。ステップは不安の低いものから高いものまで、段階的に作ります。あなたの不安の程度を0~100(0:全く不安がない、25:不安だが生活の妨げにはならない、50:中等度の不安があるがその場にとどまることができる、75:不安が強くその場にとどまることができない、100:最高の不安)で表し、不安な順番を100点満点の階層でつけてみましょう。以下の例を参考に自分自身の不安階層表を作ってみましょう。

※ステップ分けをするとき、自分にとっての変数を見つけるのがポイントです。何が変われば、あなたの不安は変わりますか?
①誰:誰と一緒か(人と一緒に行うのは最初の段階までにしましょう)
②何:どんな行動をするか
③時間:いつ実行するか
④場所:どこで実行するか
⑤長さ:どれくらいの時間実行するか

●次回は・・・
パニック障害の治療と再発の防止ついてお話します。

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