病気や悩みは、お一人お一人違いますのでパターン化はできません。その人にあった治療を進めます。
病気の理解と知識が必要です。場合によっては、病気がどのように続いているのか?悪循環になっているのか?どこから治したら治りやすいか?などを検討します。再発予防のために、とても役に立ちます。
薬だけでは楽にならない場合、いろいろな治療法やどんな治療プログラムが良いのか?心身両面から、いろんな視点から一緒に考えます。
チーム治療、カウンセリング、グループ治療、デイケアなどの活用を検討します。
例えば、すぐに「やっぱりダメじゃないか」と否定的に「悪く考える癖」があり、日常生活がつらくて困るので、バランスのとれた生活をしたいと希望された場合や、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害などの場合は次のような流れになります。
十分にアセスメントした上で、考え方や行動の偏ったパターンを修正していく必要がある場合があります。こういうと難しく思われるでしょうが、カウンセラーと一緒に進めていけば、案外できるようになるかもしれません。
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1、 まずは、服薬で気分を安定させる。心のエネルギーを貯める。
2、 病気や薬などについて学習。
3、 考え方や体調や行動が、どのように行き詰まっているか?について気づいてもらう。
ビデオなどを使った心理教育や図などを使用し、ご自分でも家で記録をつけて頂いたりします。
4、 現実的な目標を共有。まずは、具体的で実現可能なレベルから始めて、少しずつ、目標を高くしていきます。
5、 再発を防ぎます。通常の社会生活を送れるようにする。ここから復職支援プログラムに導入することもあります。
ご自分の病気は、「こうすれば治るのはないか?」「こういう方法を試してみたら、良くなった」といった具合に、ご自分の病気をいかに治すか?というテーマの科学実験をカウンセラーと一緒に進めていくように、客観的に考えて、実践してみて「こんな方法があるんですね〜」「自動車の免許がとれたような気持ち」と感心される方もみえます。
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各スタッフが各専門治療を行い、組み合わせると治療効果がとても高まります。
カウンセリング、グループ治療、認知行動療法、デイケア、復職支援などを行い、互いに連携しています。
例えば、心理士は、カウンセリングや認知行動療法などを担当します。
うつ病やパニック障害、強迫性障害、社会不安障害、摂食障害などには各種治療教育、コラム法などを行います。最近では、パニック障害には一緒に電車に乗り、強迫性障害には、一緒について簡単なエクスポージャー、社会不安障害には、ビデオ、写真、人前での発表など様々な行動療法的アプローチを行います。とても効果的です。薬物が減量、要らなくなった方も見えます。
社会不安障害には、集団認知行動療法とグループ治療、摂食障害には、グループ療法と過食行動分析などを行っています(日本行動療法学会2007年で発表)。うつ病でも、最近ではいろんなタイプがあり、薬物療法だけでは効果のないと言われる難治性うつ病、非定型うつ病、ディスチミア親和型うつ病などの場合、睡眠覚醒リズム、日常生活の活動パターンの修正、環境調節、家族関係の調整、問題解決技法などを担当します。
大規模デイケアを利用して、生活リズムを整えアサーショントレーニング、自律訓練法など各スタッフが担当します。子供さんの不登校や不安障害、うつなど種々の問題、家族の相談にもカウンセリングは有効です。箱庭療法の設備も用意しております。
また最近では、うつ病、特に双極性障害(うつ)の配偶者の相談にもカウンセリングが有効だと分かってきました。
精神保健福祉士はこれらのグループ療法や回復者の自助グループとの連携の他、行政、福祉との連携や年金申請、自立支援法などで社会的な側面でもサポートし、通院費などの経済的な負担を軽くするためのご相談にのります。
作業療法士は、当院では復職支援プログラムを担当し、うつ病などで休職加療中の方のサポートを担当しています。他に看護士、管理栄養士、調理師などがデイケアでは一緒になりサポートします。
このように、治療がぐっと広がり、その方にあった治療法を行うことができます。これがチーム治療のメリットです。
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