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3月, 2014年

愛知精神科学術講演会

カテゴリー: うつ病と躁うつ病, 研修・学会 | 投稿日: 2014-03-26

平成26年3月1日に行われた、愛知精神科学術講演会に参加してきました。

 

座長:鳴海ひまわりクリニック 院長  池田淑夫先生

演者:中央公園クリニック 院長  窪田幸久先生

 

今回の講演会では、静岡県富士市で行われた「富士モデル」の報告を聞くことができました。

富士モデルとは、働き盛りの男性を対象とし、うつ病の早期発見・早期受診を促す事業です。テレビCMや広告など各種メディアを通して情報提供すると同時に、内科医との連携を図ることで、1人でも多くの方に適切な治療を受けて頂くことが目的です。

富士モデルで着目した症状は不眠です。うつ病の症状で悩んでいる方でも最初から精神科を受診することは少なく、先にかかりつけの内科に行く場合が多いことがこれまで指摘されてきました。そこで、かかりつけ医で不眠を中心にうつ病症状の有無をチェックし、必要な方に精神科の受診を勧めるシステムを構築しました。

紹介された患者様の多くが精神科での治療で改善されたことも報告され、改めて連携の大切さを実感させられました。

 

最近寝付きが悪い・・・

夜中に目が覚めてしまう・・・

目覚ましより何時間も早く目が覚めてしまう・・・

こういった睡眠の悩みは、もしかしたらうつ病のサインかもしれません。

当院も、うつ病や不眠の治療を積極的に行っております。お気軽にご相談ください。

愛知精神神経科診療所協会主催の学術講演会

カテゴリー: 研修・学会 | 投稿日: 2014-03-08

愛知精神神経科診療所協会が主催する学術講演会に参加してきました。

 

2月15日(土)

内容

座長:鳴海ひまわりクリニック 院長 池田淑夫先生

演者:公益財団法人 日本精神神経科診療所教会会長

医療法人 渡辺クリニック院長 渡辺洋一郎先生

『地域精神医療の未来展望~精神科クリニックのあり方と展望~』

 

精神科の診療所(=入院設備のないクリニックのこと)の特徴とは何か、どんな機能を担うべきか、患者様の地域生活を支援するための体制づくりはどうあるべきか、など、「あり方」という非常に難しくかつ重要なテーマの講演でした。

たとえば、「入院から地域へ」という医療が今進められていますが、これは地域にしっかりと支援できる受け皿があることが前提になければ本来は成り立ちません。この機能を担うのが診療所や福祉サービスであり、入院設備のある病院と連携して支援できるようなケアマネージメントが非常に重要になってきます。

渡辺先生は大阪にあるクリニックの院長をしながら、他の支援機関と連携して就労支援事業を行っています。その内容や成果についてもお伺いすることができました。

当院も町の診療所として、今後どのような役割を担っていけばよいのか、改めて考えさせられる機会となりました。

愛知デイ・ケア実施施設交流会・学習会

カテゴリー: うつ病と躁うつ病, デイケア, 研修・学会, 認知行動療法 | 投稿日: 2014-03-01

愛知デイ・ケア実施施設交流会・学習会に参加してきました。

2月15日(水)

会場:名古屋市精神保健福祉センターここらぼ
講師:椙山女学園大学人間関係学部 准教授 中野有美先生
『集団認知行動療法の実践~行動活性化について~』

行動活性化とは、うつ病に対する効果が証明された治療法の1つです。自分の生活を振り返り、治療に役立っていない行動を見つけて減らし、気持ちが軽くなる行動を増やしていきます。「行動」を通して、気分を「活性化」させることが目的です。

今回の研修会では、週間活動表という1週間の活動を記録する紙を用いて、実際に参加者一人一人が自分の生活の記録を取り、行動活性化を体験することから始まりました。また、架空の症例の週間活動表を見ながら、生活の中のどんな行動が気分の改善につながっているか、長期的に見るとどうか、今後増やす行動のヒントはないか、等を参加者の方々とディスカッションしながら行いました。

当院の治療でも、下記の本をベースに行動活性化を取り入れています。患者様がご自身で取り組めるワークブック形式の本で、治療者が補助や補足をしながら効果を実感していただけることを目指しています。

マイケル・E・アディス/クリストファー・R・マーテル著 大野裕/岡本泰昌 監訳
『うつを克服するための行動活性化練習帳 認知行動療法の新しい技法』

実際に自分で記録を取ることで、意外な発見がいくつも見つかりました。
例えば、「自分は忙しい」「時間がない」と思っていたのですが、実際に記録してみると意外と改善できる時間があることに気づかされました。また、記録をするコツや注意点なども学ばせていただきました。
今後の治療に活かしていきたいと存じます。