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9月, 2013年

不安とうつの統一プロトコル研修に参加しました

カテゴリー: 研修・学会, 認知行動療法 | 投稿日: 2013-09-20

 9月18日(水)に新宿京王プラザホテルで行われた、「不安とうつへの診断を超えた認知行動療法研修:バーロウ教授による統一プロトコル研修」に参加しました。
 この研修は、国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター主催で行われました。当初100名の枠で募集をしていたのですが、参加希望が多く、枠を増やして、当日は120名ほどの参加となったようです。




 不安とうつの統一プロトコルは、「うつ病」や「パニック障害」、「社交不安障害」などの多くの認知行動療法の方法を1つに統一したもので、「感情」に治療の焦点を当てているところが鍵になっています。
 うつ病も不安障害も、悲しい・不安・恐怖といったネガティブな感情が強く出てきて、非常につらい思いをもたらします。また、動悸や息苦しさ、めまいなどの身体感覚で困ることも多いです。この統一プロトコルは、こうした感情体験と、それに伴う身体感覚・考え・行動への介入の仕方が明確にされており、現在も研究・開発中の最新の認知行動療法といえます。
 このプロトコルは、感情への気づき訓練、認知評価と再評価、感情回避と感情駆動行動(EDBs)、身体感覚への気づきと忍耐力、感情曝露などを含む8つのモジュールから成っています。研修では、感情への気づき訓練として音楽を聴くワークをしたり、息を吸ったり吐いたりを繰り返す、過呼吸のワークを行ったりもしました。患者さんそれぞれが、少しでもご自身のこころや身体の状態に理解を深めながら、回復を目指していくヒントが、たくさんつまった研修になりました。

第5回 あらたまCBTを学ぶ会を開催しました

カテゴリー: 認知行動療法, 院内勉強会 | 投稿日: 2013-09-20

 第5回あらたまCBTを学ぶ会を、9月10日に開催しました。今回も、認知行動療法に興味をお持ちの先生方にたくさんご参加いただきました。

 今回は、症例検討会ということで、当院の心理士が、うつ病の患者様に認知行動療法を行った症例を報告しました。この症例は、ピアSVという、治療者同士がお互いの面接を聞き合ってアドバイスをし合いながら面接を進めていく方法で、指導を受けながら認知行動療法を行った症例です。
 

 ディスカッションでは、ピアSVについて、症例フォーミュレーションや概念化や面接の進め方、目標設定についてなど、幅広く意見交換がされました。症例検討会は、聞いている側もそうですが、何より発表者にとって、とても貴重な勉強の機会になります。今後も、ビデオ学習、症例検討会など、さまざまな方法で、認知行動療法について深めていきたいと思います。