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2月, 2013年

寝過ぎ、食べ過ぎ……冬うつかも!?

カテゴリー: 院長のつぶやき, うつ病と躁うつ病 | 投稿日: 2013-02-01

冬になると憂鬱になる

毎年、冬になるとなんだか憂鬱になる、そんなことはありませんか?
もし、そうなら、それは「冬季うつ病(冬うつ)」かもしれません。
少しぐらいであれば問題ありませんが、日常生活にも影響を与えるようなら、専門医にかかる必要があります。
この冬季うつ病は、季節性感情障害の通称で、冬にはほとんど太陽が出ない北欧などでは、この冬季うつ病を患う人が多くいます。日本でも、だいたい10~11月頃から徐々に調子が悪くなり、春頃になるとよくなってきます。

「寝過ぎ」「食べ過ぎ」も冬季うつ病の症状
うつ病といえば、「不眠」「食欲がない」などが一般的なイメージです。
しかし、冬季うつ病の場合は「寝過ぎ」「食べ過ぎ」といった、一般的なうつ病の症状とは違う症状がでることが多くあります。うつ病とは気づかず、また、春頃には調子が良くなるため、専門医にかからず、そのままにしているケースも多くあります。

うつ太りする人もいる!
特に「冬うつは20代の後半以降の女性に多い」といわれています。
過眠・過食、体が重い、というのが最も多い症状で、食べ物に“癒やし”を求める傾向があり、菓子パンのような甘いものや炭水化物を食べたくなるそうです。また、寝てばかりでも食べるので、 “うつ太り”をする人もいるということです。

冬うつの原因
この冬うつの原因は「日照時間が短くなることが引き金となって、セロトニンなどの脳内の神経伝達物質が減ることが一因」といいます。また、蓄積したストレスや、遺伝の家族性も原因の一つであり、日照時間が短い地域などの環境的なものも要因として挙げられているが、これらの要素が複合的に組み合わさって発症に至るケースが多いと考えられています。

ずれてしまった体内リズムをリセットする

冬うつを始め、うつ病の原因とされているのが、セロトニン不足であり、そのため、脳内のセロトニン量を増やす薬、SSRIなどが処方されます。また、セロトニンと関係が深い、メラトニンの観点からの治療薬も処方されることがあります。このほかに高照度光療法もあります。これは、朝の太陽と同じ程度の強い光を、毎朝2時間以上浴びる治療法です。光療法や薬の力を借りながら、「早寝早起き」や「過食をさける」といった生活の改善が必要となります。