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公開日: |更新日: うつ病

テレビを消して寝ることが、ウツ防止に…

 うつ防止のために睡眠の大切さを示す研究結果が、米国精神医学会より発表されました。

 9月21日、米国精神医学会(APA)により、夜間の弱い光がうつの原因になるとの研究結果が紹介されました。

 もともとは、オハイオ大学の研究グループが、薄暗い光がうつの要因になるという研究を報告していましたが、今回さらに、動物が薄暗い光に慢性的にさらされると、うつ行動を増やし、脳の海馬でTNFを増加させると発表したということです。

 学会は、研究グループの意見に触れて、「夜寝る時はテレビを消して、カーテンを閉めることが、うつを防ぐには大切」と勧めているということです。

 皆様も、睡眠環境をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?

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監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。