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10月, 2012年

中高生の不眠…ケータイ、スマホに注意

カテゴリー: 院長のつぶやき | 投稿日: 2012-10-31

夜間、携帯を使う中高生ほど、心の健康状態が悪い

  東京都医学総合研究所の発表によると、中高生約1万8千人を対象にした大規模調査で、夜間消灯後にメールや通話のため携帯電話を使う頻度が高いほど、心の健康状態が悪い傾向がみられるとの結果が出たそうです。
  以前にもこのブログでパソコンやスマホなどの睡眠への影響について書きましたが、夜、液晶から出るブルーライトという光を浴び続けると、睡眠に影響がでます。睡眠がうまくとれていないと、心の健康にも影響があるということが、この結果から想像できます。
 
 
睡眠相後退症候群

  このような例もあるそうです
  「ある女子高生は、朝方、母親から声をかけて起こされると、怒鳴り返し、起床後はそのことを全く覚えていない。普段は言葉遣いも普通で優しい子だという。彼女は、毎日、ベッドの中で携帯電話の画面やテレビを見ながら眠気がくるのを待ち、午前2時に就寝。病院にいくと、彼女は、夜寝つけず、朝起きられなくなる「睡眠相後退症候群」であると診断される」
  この「睡眠相後退症候群」というのは、体内時計が狂い、生体リズムが変化した状態で、睡眠時間がふつうより後ろにずれてしまう症状をいいます。このような状態では、通学、通勤など、時間的制約のある社会活動が難しくなり、社会生活がうまくできないことから、二次的にはうつ病となる可能性もあると指摘されています。
 
 
夜のスマホやケータイには注意が必要

  このように睡眠は、人間の健康にも、大きくかかわっています。
  現代社会では、パソコンやテレビ、スマホなどを全く利用しないということは、なかなかできるものではありません。しかし、体内時計を正確に保つためにも、ブルーライトをカットする製品(眼鏡や液晶保護シートなど)をうまく活用したり、夜間のスマホなどの使用はなるべく控えるなどの必要があるようです。

うつ病、世界で推計3・5億人…人口の5%

カテゴリー: うつ病と躁うつ病 | 投稿日: 2012-10-26

 世界保健機関(WHO)は10月9日、世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表したそうです。 そこで、WHOは治療と支援の重要性を訴えています。

 WHOは、うつ病は一時的な気分の浮き沈みとは異なり、2週間以上ふさぎ込んで、仕事や家庭での活動に影響が出る病気であると強調し、女性の5人に1人が産後うつを経験し、心疾患とうつ病の発症には、強い関連性があると指摘しています。

 人は、厳しい経済状態や失業、災害に直面するとことで、うつ病の危険性が高まるとというのです。

 うつ病を発症した場合、専門的な治療を受ける必要があるのですが、半数以上が必要な治療を受けていないとみられています。

 また日本では、厚生労働省の発表では、2008年、うつ病を含む気分障害で治療を受けた人は推定101万人ということです。

 治療を受けた人だけで、これだけの数ですので、もっと多くの方が、うつ病で苦しんでいると想像できます。気になることがあれば、すぐにでも専門医の治療を受けましょう。

テレビを消して寝ることが、ウツ防止に…

カテゴリー: 院長のつぶやき, うつ病と躁うつ病 | 投稿日: 2012-10-22

 まうつ防止のために睡眠の大切さを示す研究結果が、米国精神医学会より発表されました。

 9月21日、米国精神医学会(APA)により、夜間の弱い光がうつの原因になるとの研究結果が紹介されました。

 もともとは、オハイオ大学の研究グループが、薄暗い光がうつの要因になるという研究を報告していましたが、今回さらに、動物が薄暗い光に慢性的にさらされると、うつ行動を増やし、脳の海馬でTNFを増加させると発表したということです。

 学会は、研究グループの意見に触れて、「夜寝る時はテレビを消して、カーテンを閉めることが、うつを防ぐには大切」と勧めているということです。

 皆様も、睡眠環境をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?